断熱のバランスがおかしい家の床下断熱リカバリー
- My Home Recovery チャンネルあき
- 2月24日
- 読了時間: 2分
更新日:2月25日
昨日は福島県いわき市のお施主様から暑い寒いのご相談があり、
お施主さんの予算の都合により日帰りで床下断熱リカバリーをやれるだけやる!っていうような内容で作業を致しました。実は隣接している県なら日帰りでもなんとか受けれるんです。
床断熱フクフォーム120㍉・壁断熱ミラフォーム40㍉・天井は155㎜の通常のグラスウール。
ちょっとバランス悪くないですかね?床やりすぎ、壁やらなさすぎのような気がします。
しかも壁の断熱材を釘で抑えてるだけで、昔ながらの大工さんがやったって感じです。
なんかお施主様が可哀想…
一先ず床下のよくあるポイントを2点
①一つ目はユニットバスの人通口の蓋を密閉気密性は必須
②二つ目は洗濯機の排水管の開口部の断熱気密処理のフォロー
です。
特に洗濯機の排水口は開口が大きくてやり忘れると欠損による寒さの被害が大きいです。
なので絶対に穴を空けた水道屋さん?がやるべきだと思いますが、現場監督もその辺を後追いできないと今後もグレー圏の無責任状態が続くとなぜか寒い家が量産されてしまうので、いい加減建築に携わるすべての方!意識変えていきましょうよ!
自分の仕事さえ終わればそれでヨシとせずにみんなで良い家を作ろう!というチームにしていける日本にしていかないとこれからも良くならないんじゃないですかね?
若干不満っぽくなってしまいましたが、この動画のようなまま放置しないでほしい…
このツケは全てお施主様が被らなくてはいけないのだから…
この家は自分という変態を見つけて依頼してくれたので被害は最小限でしたが、まだまだ暖房器具を増やせばいいじゃん!という対処療法で乗り切る方がほとんどですから、20年30年電気とガスを垂れ流して誰も得をしないことをやっているという悲しい現実をなんとか打開しないといけません。
(実際には電力さん・ガス屋さんは使ってくれた方が儲かるのであまり省エネにしてほしくないのでむしろ都合が良かったりもしますが…)
せめて自分は死ぬまでにエネルギーロスの少ない家に直してあげて、背中を見せれる人間でありたいと思います。
それではまた次の記事で会いましょう!



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